日々感想。

映画・海外ドラマ・本などの感想(たまにネタばれ有)を綴っています。    ミステリ・ラノベ・BL・TL等ごちゃ混ぜなので、苦手な方はご注意ください。

『 悪役令嬢に転生したら姐さんと呼ばれて親しまれています / 鳴澤うた 』 コスミック文庫α

【あらすじ】
どうしてこうなった!!
せっかく転生してひらひらドレスの似合う金髪碧眼の女子に生まれ変わったというのに、この世界でも「姐さん」と呼ばれて前世と同じ「仁義と任侠」の道に進んでいるなんて―!!
ヤクザの一人娘・有吉凛子が事故死して気がつくとそこは断罪の場。
なんと乙女ゲームの世界に転生し、悪役令嬢アデリーナとして裁かれようとしていたのだ。
わけがわからないが罪は罪。
責任をとろうとした凛子は指を詰めようとして―!?



【感想】
道に飛び出した子どもを助けようとし、事故死したヤクザの娘。
気がつくと、断罪中の悪役令嬢になっていて……。

断罪劇場の真っ只中、悪役令嬢の中で意識が覚醒したヒロイン。
ゲームヒロインへの詫びとして指を詰めようとする……というか、ホントに指を切り落としたんですけど、この人!
魔法医療班により再接着されたっぽいが、阿鼻叫喚の謁見場にいた人たちは一生のトラウマものだろうな(汗)。

魔法が存在する世界なんだけど、水洗トイレやらサ●ウのご飯的なパックご飯が普通にあって、読んでてちょっと微妙な感じだった。
ファンタジー世界にサト●のご飯……。

ヒロインが凛子ver.になって豹変するシーンは、書き方の問題なのか変化があまり伝わって来なかったので(周囲のキャラは動揺してたけどね)、やっぱりこういうシーンには挿絵が欲しいな~と思った。
このシーンとラストシーンは、何か漫画っぽい感じだったな~。