『 悪役令嬢は隣国の王太子に溺愛される / ぷにちゃん 』 ビーズログ文庫
【あらすじ】
自国の王太子に婚約破棄を言い渡されたティアラローズ。
「ここって私がプレイしていた乙女ゲームの中だ!」
おまけに私が悪役令嬢!?
どうやらゲームの悪役令嬢に転生してしまった!
そしてストーリーはゲーム通りに進んでいく…のだが、ありえない出来事が!
隣国の王太子アクアスティードが、求婚してきた!!
ここからはティアラローズにもまったく読めなくて!?
【感想】
婚約破棄イベントの前日に前世を思い出し、ゲームの悪役令嬢ポジションに転生したことに気づいたヒロイン×断罪(?)と婚約破棄されたヒロインにその場で求婚した隣国の王太子。
既刊の8巻まで一気読みすべく、1巻を3年ぶりに再読。(2巻~未読積本)
いま読んでもゲームヒロインCPの頭の悪さに呆れるわ。
この年齢までアカリに令嬢教育をしてくれる人はいなかったんだろうか。
それとも、何をしでかしてもゲーム補正で“飾らなくて素敵”“自由で可愛らしい”に変換されてたのかなぁ。
対してメインCPは、ラブラブ甘々イチャイチャで糖度高め。
ヒロインはゲームヒロインや続編ヒロインの存在に怯えているが、早々にべろちゅーしてくるヒーローにその心配は無用だろう(笑)。
あっという間に婚約が調い、次巻は花嫁修業のため隣国へ。
ゲームヒロインからの微妙なエールには苦笑いだが、貴重な日本人仲間で続編の情報源だと思えば………うーん、やっぱり今のところ好きにはなれないな( ̄▽ ̄;)