日々感想。

映画・海外ドラマ・本などの感想(たまにネタばれ有)を綴っています。    ミステリ・ラノベ・BL・TL等ごちゃ混ぜなので、苦手な方はご注意ください。

『 ヤクザの愛の巣に鎖で繋がれています / 稲月しん 』 シャレード文庫

【あらすじ】
ヤクザの組長・柏木浩二の猛烈な求愛にうっかり絆されてしまった、顔がいい以外は普通の大学生・秋津比呂。
柏木の執着は重かった。
就職も自立も無用!
護衛という名の監視つき、逃亡すれば鎖で繋がれ監禁プレイ!!
何も考えられなくしてやろう――
柏木の「愛」に比呂はぐらつき始める。
恋人と愛人の違いって? 対等でありたいって贅沢なこと? 柏木にとってのオレって…?
そんな折、謎の美女の姿が。
ただの知り合いだというが、いつにない柏木の様子に比呂は…!?



【感想】
執着893×美形大学生。
『ヤクザから貞操をしつこく狙われています』の続編。
恋人同士となり一緒に暮らし始めるが、いついかなる時も(部屋の中でも)護衛がつくという生活に馴染めない受。
大学や就職に関する意見の食い違いや、攻と親しげな謎の美女(笑)の出現で今回も受が逃げる逃げる。
でも結局攻のお迎えを待ってるのが可愛い。

鎖で繋がれ軟禁されてるのに、ここまで悲壮感がないのも珍しい。
むしろ、利用してぐるぐるしちゃうような逞しい受がよかったわ。
私は前巻よりもこっちの話の方が好きだなぁ。

攻からのプレッシャーと受の行動力に振り回される高崎さんが不憫で可哀想で好き。
例の1週間で彼に何があったのか気になる…(笑)。


 ↓ 前巻はこちら ↓