『聖女ですが悪魔を召喚したので誤魔化します！ / こいなだ陽日』ノーチェ

【あらすじ】
ある日突然、聖女に選ばれた村娘のイサミナ。
聖女として天使を召喚するはずだった彼女だが、様々な理由が重なり悪魔を喚んでしまった！
このままでは厳罰は避けられない…そこで彼女は喚び出した悪魔を天使と偽り、国を騙しきることを決意して―！？

【感想】
悪魔を召喚してしまった聖女×ヒロインの二枚舌に興味を持ち、天使のフリに協力する悪魔。

ある日突然、聖女の証の痣が手の甲に浮かんだヒロイン。
これで村へ国からの補助金が入る！と喜んだが、うっかり悪魔を喚び出してしまい……。

うぅーん、何とも感想が難しい(笑)。
ヒロインは舌先三寸で人を騙すし、悪魔だって結果的には思うように転がしちゃう。
でも、それもこれも村のためなので、不快感は感じなかった。
彼女に協力する村の人たちが、なんとも抜けてて憎めない。
そもそも、天使を喚ぶのに血染めのシーツはなかろうよ……(笑)。

読んでて特にときめくシーンもなく、文章が不自然だったりもしたが、寿命問題の解決法はなるほどね～～と思った。
身内に前例があって力が強いなら、それはそれで楽しいかもね。

日々感想。