日々感想。

映画・海外ドラマ・本などの感想(たまにネタばれ有)を綴っています。    ミステリ・ラノベ・BL・TL等ごちゃ混ぜなので、苦手な方はご注意ください。

『 悪役令嬢、セシリア・シルビィは死にたくないので男装することにした。 / 秋桜ヒロロ 』 角川ビーンズ文庫

【あらすじ】
どのルートでも死ぬ悪役令嬢に転生したセシリア。
ヒロインは女性だけが選ばれる神子候補となり、自分はライバルとして死ぬ。
とにかく死ぬ。
それなら“男”になってフラグ回避しようと、セシリアは男装することに。
ところがイベントを間違えて、義弟・ギルバートの代わりに神子を守る騎士になっちゃった!!
しかも将来自分を断罪する王太子・オスカーにやたらと絡まれて…!?
女バレ=即死亡!? 目指せ、平和なのほほん生活!



【感想】
5歳の時に、自分が乙女ゲームの悪役令嬢だと気づいたヒロイン。
自分に用意されたルートが『苦しみながらの死』か『一瞬の死』しかないことを思い出した彼女は、フラグ回避のために男装し別人として学園生活を送ることにするが……。

おそらく1巻目。
自分なりの男らしさ(=乙女ゲーキャラ風の甘々セリフを垂れ流す)を追及した結果、学園の王子様になってしまったヒロイン。
考えるより即行動な猪タイプの子は嫌いじゃないけど、お相手によってはコレが将来の王妃になるかと思うと……不安が(笑)。

恋愛面では、正体を知る協力者の義弟と無自覚王太子が対象者なのかなー?
(暗殺者くんも立候補か?)
なんにしても、3人めの神子候補の行方や次代の神子選定の結果、キラーは誰でどこにいるのか、出番すらなかった双子や『障り』の原因などなど。未解決事案が山盛りなので、多分続くんじゃないかなぁ。
ていうか、国や学園は3人候補者がいるはずなのに1人しか見つからなくてもいいんだろうか。
ちゃんと探してますかぃ?(笑)