日々感想。

映画・海外ドラマ・本などの感想(たまにネタばれ有)を綴っています。    ミステリ・ラノベ・BL・TL等ごちゃ混ぜなので、苦手な方はご注意ください。

『 義父がぼくに甘すぎます / chi‐co 』 角川ルビー文庫

【あらすじ】
幼い頃に母親を亡くして以来、血の繋がらない義父・西園寺に過保護に育てられた七瀬。
若くして会社を経営する敏腕社長なのに、七瀬が寂しくないように、出来るだけ二人の時間を大事にしてくれる。
そんな西園寺のひたすら甘くて、時折熱を帯びる愛情に、七瀬は同性なのに何故かドキドキしてしまう。
大学生になるにあたり、自立を目指す七瀬はカフェでアルバイトを始めるが、そのバイト先に、突然七瀬の本当の父親だという男が現れ…!?
糖度200%の家庭内溺愛ロマンス!


義父がぼくに甘すぎます (角川ルビー文庫)

義父がぼくに甘すぎます (角川ルビー文庫)


【感想】
義父×大学生。

受が小学生になったばかりの時に受の母親と攻が結婚し家族となったが、2年後に母親が病で死去。
それでも12年間親子として暮らしてきた攻と受だが、受が大学進学すると同時に2人の関係に変化が……。

親子BLって苦手なことが多いけど、これは攻と受母に恋愛感情や身体の関係が一切ないので安心して読めた。
攻の実家や受の実父なども出てくるが、彼らからのちょっかいよりも受の気持ちの整理と覚悟がメインかな。
結局、最初からお互いしか見えてないもんね。

受が高校を卒業した時点で攻が30代後半なので、年の差はかなりのもの。
攻は受のためにも身体を鍛え続けて、長く元気でいないとね!
ま、いまは元気すぎて、受が足腰立たなくて大変そうだけど(笑)。