日々感想。

映画・海外ドラマ・本などの感想(たまにネタばれ有)を綴っています。    ミステリ・ラノベ・BL・TL等ごちゃ混ぜなので、苦手な方はご注意ください。

『 愛されててよ / 崎谷はるひ 』 ルチル文庫

【あらすじ】
区役所勤務の佐藤一朗は、192センチの長身と、いつも笑っているように見える穏やかな風貌でトラブル対応を頼まれることも多い。
その日も顔を隠した挙動不審な青年の対応をすることに。
その青年・伊吹は、素人レベルではないイケメンだった。
数日後、偶然佐藤は伊吹と再会。
佐藤は、トラブルを抱えた伊吹が気にかかり放っておけず…!?
慈英&臣シリーズスピンオフ!!



【感想】
穏やかな風貌と大柄な体躯の区役所職員×鍛えた身体とシャープな美貌を持つダンサー。

192cm×182cmのでっかいCP。
攻の甘やかしがめちゃめちゃ好み。
元作品のスピンオフのさらにスピン作品らしいが、大元とスピンを読んでいなくても十分楽しめた。
続編購入済。

受妹は、思春期だった……というのは分かるが、あの容赦ない罵倒は読んでてムカムカしてしまった。
突然婚約者(受の元カレ)を連れてくるのではなく、せめてその前に過去の謝罪をしようや。
ま、それで受が逃げたから攻に会えた訳ですが。

仏の佐藤くんが怒ったり照れたりと、受に新たな感情を引き出されていくのが良かったな。
受をよしよしして甘やかして構い倒す攻にニヨニヨしながら読んでしまった。
受も挑戦的でエロい舞台上の姿と、真面目で素直で可愛らしい素の顔とでギャップがあって面白かった。
蓮川さんのイラストも眼福(*´ω`*)