『 極道さんはヤキモチ焼きなパパで愛妻家 / 佐倉温 』 角川ルビー文庫
【あらすじ】
くされ縁の極道・賢吾のプロポーズを受け入れ、賢吾、そして息子・史と家族になった佐知。
東雲家での生活にも慣れ、ようやく落ち着いてきた頃「史の写真を撮りたい」と突然フランス人写真家・クリスが押しかけてくる。
賢吾の父・吾郎からの頼みもあり受け入れた佐知だったが、ヤクザに憧れるクリスは賢吾を見るなり「結婚して!」と迫り、嫉妬してしまう。
しかし、時折見せるクリスの寂しそうな一面に佐知は段々ほだされ、それを面白くないと怒る賢吾と喧嘩してしまい…。
- 作者: 佐倉温,桜城やや
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2017/06/01
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログを見る
【感想】
シリーズ3作目。
賢吾の籍に入り、恋人から家族となった3人。
史の保育園の運動会の話と、その運動会で史を見て被写体にしたいとグイグイ来るフランス人写真家の話の二本立て。
史がひよこダンスの練習を、賢吾(男前攻)・佐知(美人受)・伊勢崎(攻のクール眼鏡補佐)に強要するシーンは笑いが止まらなかった。
イケメン3人衆の可愛らしいお尻ふりふりダンス……ぜひ映像で見たい………(笑)。
空気読めない系のクリスは、思った通り色々と引っ掻き回してくれたな~。
誰だよ、日本では挨拶代わりに「結婚してって言うといい」とか教えたヤツは。
大人2人の喧嘩プレイは御馳走様~って感じで見ていられるけど、それを見て心を痛め不安になる史を思うと、前回の美鈴や今回のクリスの様な刺激物にはあんまりこの家族に近づいて欲しくないなぁ。
もうそろそろ、伊勢崎の恋路についても進展しないかな~~?と期待。