日々感想。

映画・海外ドラマ・本などの感想(たまにネタばれ有)を綴っています。    ミステリ・ラノベ・BL・TL等ごちゃ混ぜなので、苦手な方はご注意ください。

『 極道さんは先輩パパで愛妻家 / 佐倉温 』 角川ルビー文庫

【あらすじ】
いつものように帰宅すると、赤ん坊を抱えた美人が東雲組に賢吾を訪ねてきた。
何やら訳ありな様子に佐知は賢吾の隠し子ではないかと疑うが、その正体は京都の極道・佐野原椿で、れっきとした男性だった。
さらに椿に執着する犬飼まで東雲組に押しかけ、赤ん坊を巡る騒動に巻き込まれてしまう。
一方、離れていた時期の賢吾の話を椿から聞き、荒んだ賢吾の無茶苦茶な行動に驚きを隠せない佐知。
賢吾を“冷たい”と評する椿に、佐知は誤解されやすいだけだと否定するが…?


極道さんは先輩パパで愛妻家 (角川ルビー文庫)

極道さんは先輩パパで愛妻家 (角川ルビー文庫)


【感想】
シリーズ7作目。
京都(5作目)で出会った弁護士・犬飼と彼の想い人・椿ちゃんが賢吾&佐知の愛の巣(笑)に乱入。
赤ちゃんが1人増え、ますますハートフル極道ファミリー子育てBLな謎ジャンルを突き進む極道さんシリーズ。
史のお兄ちゃんぶりや主役CPの夫婦っぷりを見てると、あれ、これって子育て物語じゃなくてBL本だったよね?ってなる(笑)。

今回は思い入れのない犬飼&椿CPが中心になっていたので、次回はガッツリ賢吾&佐知か、今度こそ伊勢崎&舞桜で書いて欲しいな~。
腕を掴んでのあの一言に期待値UPしちゃったよ!

まぁとりあえず、東雲組の皆さんのコレステロール値が心配なので、史くんのだし巻き卵攻撃が早く落ち着くことを祈りたいと思います……( -人-)ナムナム


初回特典SSペーパーは、史の伯父でシチリアンマフィアの首領・ジーノと賢吾との会話。
(スピンオフ『首領ジーノは家族思いな情熱家』の前日譚)