『 異界の魔術士 2 / ヘロー天気 』 レジーナブックス
【あらすじ】
異世界に召喚され、「魔術士様」と呼ばれるようになった発明少女・都築朔耶。
現在はある国に攫われて、何ともおかしな皇帝陛下に口説かれ中。
実は名目だけの傀儡皇帝だという彼――バルティアだったが、突然、何者かに命を狙われる。
いまや無敵ともいえる精霊術で彼の命を救った朔耶に、バルティアはこう言った。
「余に、力を貸してほしい」
傀儡からの脱却を望む彼に、得意の発明と精霊術で協力し始めた朔耶。
一方、そんな彼女を闇の中からじっと見つめる者がいた――
最強“魔術士”少女が、影の支配者に立ち向かう!?
スケール感溢れる痛快異世界ファンタジー。
【感想】
アルファポリス期間限定無料。
王国貴族の裏切りにより、帝国に誘拐されたサクヤ。
どうせ王国にすぐには戻れないし…と、帝国でも好きなように振る舞うが……。
帝国でもチート炸裂、無敵のサクヤ。
チートすぎて、皇帝どころか帝国の裏ボスに襲われても全然危機感なかったわ。
いろんな意味で気色悪くはあったが。
アレを見た後から、バルがいい奴に見え始めた(笑)。
彼がサクヤのお相手か~。
いまのとこ、一般人ならいい人なんだけど…ってレベルなので、もっと頼り甲斐があるデキる皇帝になって欲しいなぁ。
番外編のドーソンの話がとてもよかった。
ある意味、この話の中で一番ヒーローしてるわ。
脳内イメージだともっと小太りで嫌な目つきだったんだけど、イラストを見たらそこそこ美形でびっくりした。
主役CPより、こっちの恋の行方が気になる(笑)。