日々感想。

映画・海外ドラマ・本などの感想(たまにネタばれ有)を綴っています。    ミステリ・ラノベ・BL・TL等ごちゃ混ぜなので、苦手な方はご注意ください。

『 乙女ゲームの悪役なんてどこかで聞いた話ですが 2 / 柏てん 』 レジーナ文庫

【あらすじ】
乙女ゲームの世界に悪役として転生したリシェール。
彼女は10年後、死ぬ運命にあったのだけれど……どういうわけだか悪役回避に成功してしまう。
その後、ひょんなことから王家の騎士団に入団、あわただしくも充実した毎日を過ごしていた。
そんなある日、騎士団の資金が何者かに横領されていることが判明!
調査をはじめたリシェールだったけれど、次第に王家を巻きこむ陰謀が浮かび上がって――!?
乙女ゲーム転生ファンタジー、待望の第2弾!!
文庫だけの書き下ろし番外編も収録!



【感想】
性別を偽り騎士団に入団したヒロインは、副団長の“お手伝い”中に不自然な資金の流れに気付く。
どうやらそれは単純な横領ではないようで……。

異世界に行ったらコレでしょ!と、ヒロインお手製の石鹸さんとおにぎりさんが登場。
しかし、思ったほどは活躍せず……残念(笑)。
ここで縁が繋がったということで、また後日リグダ&ディーノが出てきて活躍しないかな~。
彼らの嫌がらせに当時はイライラしたが、王子のご学友の嫌がらせの後だと可愛い思い出に感じられるわ…。

王子に関しては、彼が眠りについている様子をヒロインに見せて、魔法粒子がどういう風になってるのか調べるんじゃダメだったのかな。
年齢も信用度も低いからムリか?
シリウスがヒロインを大切にしたいのは分かるけど、色々と彼女に隠すからすごくヤキモキしちゃう。
あんな王子はもう見たくないのよ~~。
早く正常な状態に戻って、ヒロインの事を思い出して欲しいな。
シリウスが忠犬なのか駄犬なのか判断に迷うが、ヒロインのやりたいようにさせてあげつつ、さりげなく護るくらいの余裕と度量を見せて欲しいものだわ(笑)。