日々感想。

映画・海外ドラマ・本などの感想(たまにネタばれ有)を綴っています。    ミステリ・ラノベ・BL・TL等ごちゃ混ぜなので、苦手な方はご注意ください。

『 乙女ゲームの悪役なんてどこかで聞いた話ですが 3 / 柏てん 』 レジーナ文庫

【あらすじ】
乙女ゲームの世界に悪役として転生したリシェール。
彼女は10年後、死ぬ運命にあったのだけれど……どういうわけだか悪役回避に成功、今は王子の学友として、剣の訓練や勉強に励んでいる。
そんなある日、学友ルシアンに忍び寄る危険な気配を察知!
心配して訪ねた彼のお屋敷はボロボロで、超不気味な空気が漂っていた。
ルシアンの安否を確認すべく、屋敷に忍びこんだリシェールだったけれど――?
乙女ゲーム転生ファンタジー、緊張の第3巻!
文庫だけの書き下ろし番外編も収録!



【感想】
王子のご学友となって2年。
『王子の四肢』の1人にまで登り詰めたヒロインは、学習室に来なくなったルシアンを心配し、彼の屋敷を訪ねるが……。

ヒロインの本当の生い立ちが明らかになった3巻。
アランに嫌われてなかったのは良かったけど、そういう意味で家族になるのはどうなんだろうか。
本命は王子かと思ってたけど違うのかな。
ゲイル父さんが涙目でめっちゃ反対しそう(笑)。
もう1人のお父さんとはなかなか会えないだろうけど、いつかお母さんの思い出をゆっくり聞く機会があればいいね。

3巻まで来ても、やっぱり自分だけで問題を解決しようとする姿勢は変わらず…。
そろそろ学習してくれてもいいのよ?
ミハイルの件でも何度もハラハラしちゃったよ。
今回、自分が愛されて生まれた子だと分かったことが、ヒロインにいい影響を与えてくれたらいいな……と思う。

次の4巻は、婚約問題からスタートなのかなー。
書き下ろし番外編で、シリウスが口にした言葉も気になる…。