日々感想。

映画・海外ドラマ・本などの感想(たまにネタばれ有)を綴っています。    ミステリ・ラノベ・BL・TL等ごちゃ混ぜなので、苦手な方はご注意ください。

『 もふもふを知らなかったら人生の半分は無駄にしていた 4 / ひつじのはね 』 ツギクルブックス

【あらすじ】
念願の学校に入学したユータは、すべてのことが初めてで新鮮!
学校とカロルス邸の距離があるために入った寮の同部屋には、かわいくてお調子者のアレックス、しっかりした大人な雰囲気のテンチョーなど、個性的な先輩たちが待っていた。
目的としていた召喚の授業で、ユータはついに召喚術を覚えて――。
もふもふの召喚に成功するか?
第7回ネット小説大賞受賞作、ユータのもふもふ異世界ファンタジー、第四弾!



【感想】
いよいよ始まった学校&寮生活で、仲良しの友だちや面倒見のいい先輩に囲まれ、楽しく日々を送るユータ。
そんなある日、授業の一環で街の外に実地訓練へ行くことになり……。

『普通』を意識して行動してると本人は主張しているが、49ページ目で最初の里帰りをするまでの短い間に、どれだけやらかして周囲を驚愕させているか……。
うん、この子が世間の常識を身に付けるより、周りの人が「まぁ、ユータだから」と達観する方が早いと思うの。
特にラキとタクトの順応性がスゴい(笑)。
ありのままのユータを受け止めてくれる友だちが出来て、本当に良かったね。

呪いのペンダントと前のキメラは同一人物が関係してるのかな?
新しく出来た“王様の友だち”を襲った人が、実はその人の呪いの剣に操られてました、とかじゃないといいなぁ。
ルーが独白していた『あのように~』も気になるし、まだまだユータの周りは落ち着かないね。

今回ももふもふ増加で嬉しい限り。
最初はうざかったチュー助が意外といいキャラしてて楽しい。