『 もふもふを知らなかったら人生の半分は無駄にしていた 3 / ひつじのはね 』 ツギクルブックス
【あらすじ】
ゴブリンの巨大集落をせん滅し、束の間の平和が訪れたロクサレン家。
もうすぐ飛び級で学校に入学するユータは、その前に卒業試験と称して隣町へ一人でお使いに行くことに。
「はじめてのお使い」にワクワクドキドキのユータだが、その行く先にはトラブルがいっぱい！
天使伝説と共にユータが活躍する、もふもふ異世界ファンタジー、第三弾！
【感想】
学校への入学を控え、卒業試験という名の『はじめてのおつかい』をすることになったユータ。
隣町への往復の道中も、もちろん平穏無事でいられるはずもなく……。
卒業試験って何からの卒業だよ……と思ったら、ユータじゃなくてロクサレン家の面々がユータ離れするための試験でしたか。
その意味では、皆さん落第では(笑)。
学校の入学試験前のめちゃめちゃ緊張してるユータと、試験中＆後の羞恥に耐えるユータが可愛かった。
登場人物が増えすぎて、正直誰だか分からない人も出てきたけど、ユータの周りが楽しく賑やかで何より。
学校が舞台になったら、カロルス様やセデス兄さんの出番が減っちゃうのかなぁ。
それはそれで寂しい……。
(サークルでひょいひょい気軽に戻ってくる気もするが)
学校での無自覚なやらかしも楽しみ。
あと、新キャラのキースさん好き。
また出てきて欲しい。
