日々感想。

映画・海外ドラマ・本などの感想(たまにネタばれ有)を綴っています。    ミステリ・ラノベ・BL・TL等ごちゃ混ぜなので、苦手な方はご注意ください。

『 裏世界ピクニック 4 裏世界夜行 / 宮澤伊織 』 ハヤカワ文庫JA

【あらすじ】
季節は、やがて冬へ。
閏間冴月を信仰する団体による襲撃ののち、拠点となっていた“山の牧場”を調査する空魚と鳥子たち。
裏世界はいまだに危険な謎だらけ、でもだからこそ未知の探検の魅力にも満ちている。
空魚はふたりだけの探検のため準備を進めていくが、そこに過去、最も恐ろしい脅威が静かに迫る。
鳥子は鳥子で何やら空魚に伝えたいことがあるようで――
ここから先はもう戻れない、女子ふたり怪異探検サバイバル!



【感想】
3巻で空魚と小桜を拉致したり、DS研を襲撃したカルトの本拠地“牧場”へ乗り込む面々。
いやホント、汀さんて何者なの……。
そのうち彼の過去話なんかも出てくるのかなぁ。

色々な人の感想で『百合』ワードが散見されていたが、この4巻はいままでで1番ソレっぽかった。
この辺止まりならまだ平気だけど、この先にどんどん進むようだと途中で脱落するやもしれん。
でも裏世界の謎は気になるしなぁ。
うーん、悩ましいところ。

裏世界での『夜』を過ごし、いよいよ本格的に探索開始。
小桜じゃないけど、この2人が向こうの世界にハマりすぎてこっちに戻ってこなくなりそうで心配…。
でも、例の“赤い人”の呪縛から逃れられたのは良かったと思う。
こういう作品だし、そういうものか……って思ってたけど、よく考えればおかしいよね、うん。


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