日々感想。

映画・海外ドラマ・本などの感想(たまにネタばれ有)を綴っています。    ミステリ・ラノベ・BL・TL等ごちゃ混ぜなので、苦手な方はご注意ください。

『 悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました 5 / 永瀬さらさ 』 角川ビーンズ文庫

【あらすじ】
「君と彼は運命じゃない。離婚だ」
最初の魔王にしてクロードの父・ルシェル。
乙女ゲーム4作目のヒーロー兼ラスボスたる彼の一言で、転生悪役令嬢・アイリーンの嫁舅戦争が始まる!
ルシェルに嫁認定させるため、アイリーンがあらゆる手段を駆使する中、ハウゼル女王候補・グレイスが襲来。
「私は魔王と結ばれる運命」と言い出して!?
悪役令嬢とラスボスは世界の運命に逆らえないのか――。
WEB発・運命ではない恋物語



【感想】
まさかの「次回へ続く!」で終わる5巻め。
魔王ヒーローのパパ様登場を皮切りに、約600年前を舞台にしたゲームの『4』を彷彿とさせる人物の登場や事象が続く。

これまで何やら裏で画策していた神聖ハウゼル女王国が、いよいよ表だって皇国への攻撃を開始。
各作品のゲームヒーロー&ゲームヒロイン総出演で、めちゃめちゃ物騒なことになってますが……。
やー、もうホント、このシリーズの女の子は強いな!
一部、ヒーローを石で殴り倒すヒロインもいたしな!
(登場人物多すぎて、たまに誰か分からんけどな!)

5巻は女王国側に振り回される場面が多かったので、次巻はガンガン反撃して欲しい。
リリアの出生の秘密的なものも、次回は関わってくるのかな?
元祖ゲームヒロインとしての活躍に期待。

個人的には、聖王が魔王の友人として色々と気にかけてるのがいいな~と思う。
巻頭の、尊大な友人様みたいなセリフも好き。
続きが気になるのでこのまま次巻も一気読みしてきます!