日々感想。

映画・海外ドラマ・本などの感想(たまにネタばれ有)を綴っています。    ミステリ・ラノベ・BL・TL等ごちゃ混ぜなので、苦手な方はご注意ください。

『 本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第一部「兵士の娘III」 / 香月美夜 』 TOブックス

【あらすじ】
病に倒れたマインは一命を取り留めたものの、その「身食い」の影響は大きかった。
完治はできないばかりか、治療には貴族が所有する高価な魔術具が必要という。
再発までに残された期間は一年。
それまでに家族の元を離れて、貴族と共に生きるのか、運命に身をゆだねるのかの決断を迫られてしまう。
限られた時間の中で、マインは「本に囲まれて、本を読んで暮らすこと」を夢見て奔走するのだった。
やがて、季節は流れ、彼女の世界が大きく動き出す出会いが訪れる…。
少女の夢と家族の愛が試されるビブリア・ファンタジー
大増ページで贈る、感動の第一部完結編!
短編集+書き下ろし番外編×2本収録!



【感想】
ピッコマ。

イムリミット付だが、なんとか身喰いから逃れたマイン。
自由を売って生き延びるか、家族と暮らし1年後に死ぬか。
究極の選択だよなぁ……と思いながら読み進めていたら、突然のグリコ!
これはツラい!!(笑)

マインが目先のことしか見ないでペロッと大事な情報を洩らしたり、周囲を確認せずに結果に飛びついたりするパターンが多いので、もうちょい慎重に行動して欲しいな~と思ってしまう。
結果だけ見ると今回はまずまずの成果ではあるが、一歩間違えれば両親が処刑されて、トゥーリが孤児になっちゃう可能性もあった訳だしね。

次からは新章。
神殿ではどんな生活が待ってるのか……少なくとも、神殿長は敵だよね。。。

脇キャラ視点の番外編が、どれも楽しかった。
ギルド長はアレだな。
悪い人じゃないんだけど、説明とデリカシーが圧倒的に足りないわ…。