『 穏やか貴族の休暇のすすめ。5 / 岬 』 TOブックス
【あらすじ】
ランク昇格したパーティで、今日も冒険者ライフを楽しむリゼルたち。
迷宮“知恵の塔”に挑戦したり、騎士学校の冒険者講習の講師を務めたり、娼館の用心棒として雇われたりと、冒険者らしい依頼を相変わらず冒険者らしくない軽やかさでこなしていく。
そんなとき、王都パルテダに魔鳥騎兵団が訪れるという噂を耳にする。
パルテダを出て遠方のアスタルニアまで冒険(観光?)に足を延ばしたいリゼルの、密やかな狙いとは…?
下戸なのにうっかり酔っぱらったり、洋服のセンスをダメ出しされたり、“最悪の迷宮”で黒歴史を掘り返されたり!?
飄々としているようで案外障壁も多い…かもしれないリゼルたちの、「休暇」道中第5弾!
穏やか貴族の休暇のすすめ。5【電子書籍限定書き下ろしSS付き】 (TOブックスラノベ)
- 作者: 岬
- 出版社/メーカー: TOブックス
- 発売日: 2019/06/10
- メディア: Kindle版
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【感想】
迷宮“知恵の塔”で遊んだり(あの階段は昇りたくない)、騎士学校で卵たちのいろんなものをへし折ったり(彼らは大丈夫なんだろうか、主に心)、酒場でリゼルが酔っぱらったり(混乱するイレヴンが楽しい)と、今回の休暇もイベント満載。
“懐古の館”での幼少3人がそれぞれ可愛かったわ~。
6歳ジルの最後の一言には私もガッカリだ!(笑)
『羞恥』の時の、大混乱なイレヴンが一番楽しかった私は性格が悪いのだろうか……(笑)。
次回はいよいよ南国へ。
南の国でビーチリゾート……にはならないだろうな、きっと。
リゼルが街を離れるだけであそこまで動揺する年少組2人は、リゼルが元の世界に戻ったら1人は狂って1人は絶望死しちゃうんじゃなかろーか。
陛下がどこでもドアとか作ってくれるといいねぇ。