『 勇者の嫁になりたくて( ̄∇ ̄)ゞ 2 / 鐘森千花伊 』 一迅社ノベルス
【あらすじ】
ファンタジーな世界に転生した少女ベルリナの夢は、愛しの勇者・クライスの嫁になること。
そのために、今日も危険なダンジョンに挑む勇者の後を追いかけていたのだが―。
とあるおせっかいのせいで、勇者に距離を置かれることになり!?
追っかけ生活を始めて苦節三年。
最近は勇者パーティに認められ、勇者様とも話せて順風満帆だったのに。
もしかして、勇者様に嫌われた!
でも、あなたのことが好きだから…。
まだまだあなたの嫁になるために、追っかけ生活がんばります!!
- 作者:鐘森 千花伊
- 発売日: 2020/10/02
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
【感想】
今日も今日とて勇者様のストーカー……じゃなくて追っかけに励むベル。
勇者との距離感が近づいたり離れたりなのが、なんとももどかしい。
いや、確実に近づいてはいるんだけど……先はまだまだ長そう。
ただ、今回は勇者の心のうちも描かれていたので、前巻の何考えてんのか分かんない感は少なかったかな。
彼も普通の人間だったのねぇ……。
途中、招待された例の祭りでベルが着替えを促された時の、『骨骨(こつこつ)した感触』って表現に笑ってしまった。
いや、確かにそうなんだけど……骨骨(笑)。
無償の彼(?)もいることだし、この先もお化けさんたちとのご縁は続きそうね。
そういえば、例の暗殺者の依頼主は結局彼女でしたか…。
勇者様がズバッと振ってくれる展開に期待。
牛乳紅茶な彼の正体も見えてきたことだし、そろそろ大きく物語が動いて欲しいな~。
あと、ベルの前世の名前は鈴とか鈴子とかなのかな?
なんとなく、勇者が前世の旦那な気がしてるんだけど……その辺の確認も含め、早く続刊が出ますように(‐人‐)