『 作家刑事毒島 / 中山七里 』 幻冬舎文庫
【あらすじ】
新人賞の選考に関わる編集者の刺殺死体が発見された。
三人の作家志望者が容疑者に浮上するも捜査は難航。
警視庁捜査一課の新人刑事・高千穂明日香の前に現れた助っ人は、人気ミステリ作家刑事技能指導員の毒島真理。
冴え渡る推理と鋭い舌鋒で犯人を追い詰めていくが…。
人間の業と出版業界の闇が暴かれる、痛快・ノンストップミステリ!
【感想】
CMでドラマ化を知り、積み本から発掘。
ギリギリ放送前に読み終わった(笑)。
ドラマ版の毒島さんは毒舌含めて色々とマイルドになってたね~。
実際にこんな人たちが群生しているとは思わないけど、出てくる人らのクセが強すぎて、文壇&出版業界が怖くなる(笑)。
去年、某レーベルの読者賞審査で応募作をいくつか読んだけど、その前段階の下読みはしんどそうだなーと思った。
ちなみに自分は、賞の有無ではなくタイトルとあらすじで買うかどうか判断してるかな。
どの話も作家目線で書かれていて面白かったけど、最後のドラマ化の話はまさにこの本がドラマ化されているし、中山さんの本は他にも色々と映像化しているので、どの辺が本当のことなのかな~と邪推しながら読むのも楽しかった。
↑ サイン本でした ↑