日々感想。

映画・海外ドラマ・本などの感想(たまにネタばれ有)を綴っています。    ミステリ・ラノベ・BL・TL等ごちゃ混ぜなので、苦手な方はご注意ください。

『 勇者の嫁になりたくて( ̄∇ ̄)ゞ / 鐘森千花伊 』 一迅社ノベルス

【あらすじ】
「――あの人こそ、運命の人だ」
ファンタジーな世界に前世の記憶を持ったまま転生した少女ベルリナ。
彼女は前世知識と特殊スキルによって都会暮らしを堪能していたのだが…。
ある日、勇者・クライスを一目見た瞬間にすべてが変わってしまった。
そう、都会暮らしを捨てて、勇者を追いかけるという追っかけ生活に!
たとえ火の中、水の中、危険なダンジョンの中であろうとも、勇者様の姿を10m後ろから隠れてがっつり見守るために追いかけます。
すべてはあなたの嫁になるために!!


勇者の嫁になりたくて( ̄∇ ̄)ゞ (一迅社ノベルス)

勇者の嫁になりたくて( ̄∇ ̄)ゞ (一迅社ノベルス)

  • 作者:鐘森 千花伊
  • 発売日: 2019/12/28
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


【感想】
運命の相手と見定めた勇者の追っかけをする主人公・ベル。
転生者の彼女は物陰から勇者を見守るため、前世の記憶やスキルを駆使して今日も旅を続けるが……。

漫画版既読。
勇者様御一行を追いかけるため、戦闘能力皆無なのに割とすんなり高レベルダンジョンに潜って歩けるベルが凄い。
いやその前に、どんなに離れても追跡出来る勇者様レーダー(?)の方が凄いか。
パーティーに誘われてもお断りして物陰待機とか、追っかけの鑑ですな(笑)。

お化け屋敷でアイテムを『鞄に詰め込んでいた』過程が、想像と違って笑ってしまった。
他のアイテムはともかく、人形ちゃんもドナドナされてったけど、あれはOKなんだろうか……。

途中でちょこっと出てきた暗殺者のくだりが気になるので、次巻でベルが狙われる理由とかが分かるといいな。
どっかのお姫様が邪魔者を消すために…とか、そんなショボい理由じゃありませんよーに!