『 悪役令嬢ルートがないなんて、誰が言ったの? / ぷにちゃん 』 ビーズログ文庫
【あらすじ】
乙女ゲームの悪役令嬢に転生したオフィーリア。
平和な学園生活を送るはずだったのに、腹黒ヒロインからいじめられて、挙げ句の果てに処刑エンドまっしぐら――ってそんな人生ごめんです!
こうなったら、知る人ぞ知る“裏ワザ”を使って幻の「悪役令嬢ルール」に突入します!!
でもなんだか、攻略対象たちの溺愛が本編以上にヤバイみたい…?
悪役令嬢ルートがないなんて、誰が言ったの? (ビーズログ文庫)
- 作者:ぷにちゃん
- 発売日: 2020/08/15
- メディア: 文庫
【感想】
前世で推しだった悪役令嬢に転生し、幸せになる道を模索するヒロイン。
婚約者である王太子と良い関係を築いていたが、学園でゲームヒロインに出会ってから雲行きが怪しくなり……。
物語には関係ないけど、ヒロインの愛称の“オフィ”が自分的には微妙だった。
フィーとかリアとかの方が響きが可愛いと思うんだけどな~。
どんなに仲良くなっても、花を植え替えるだけで態度がコロッと変わる男性陣が怖い。
ヒロインはたまにしか見に行ってなかったけど、私なら不安で毎日朝昼夜と確認しに行っちゃうわ。
ヒーローたちが大人になっても、ゲームヒロインが侵入して植え替えたらまた洗脳状態になりそう。
もういっそ、あの花壇は潰した方が……。
黒のフリージアは誰が提供したのかや闇夜の蝶たちの目的は謎のままで、ラストに『巫女の印』出現……ってことは、続編が出るのかなぁ。
特典SSペーパーは、ヒロインとヒーローが互いに贈り物を贈る話。