日々感想。

映画・海外ドラマ・本などの感想(たまにネタばれ有)を綴っています。    ミステリ・ラノベ・BL・TL等ごちゃ混ぜなので、苦手な方はご注意ください。

『 断罪イベ回避のために、悪役令嬢からパティシエにジョブチェンジいたします! / 夢咲まゆ 』 コスミック文庫α

【あらすじ】
「――よって、ラスナンティ伯爵令嬢は斬首に処する!」
これは何? どうして私が裁かれているの?
斬首ってどういうこと……?
そう、これは来るべき未来。
ある日、アンジュ・ラスナンティは気づく。
自分が転生して乙女ゲームの世界に生まれ変わってしまい、断罪の運命が待っていることにーー。
だがアンジュはあきらめず、このストーリーを変更させようとパティシエにジョブチェンジすることにした!
もとの運命に戻そうとする「ゲーム補正」がたびたび邪魔をするがーー!?



【感想】
乙女系ゲームの悪役令嬢に転生したヒロイン。
半年後に断罪イベント=斬首が待っていることを思いだし、お菓子作りでシナリオ改変を試みるが……。

悪役令嬢転生もの。
設定ゆるゆるで突っ込みどころ満載であった。
あそこまでとち狂った王太子を誰か止める人はいなかったんだろうか。
年単位でおかしかったみたいだけど…。
ゲームヒロインも目を合わせたらヤバい妄想の世界に生きてる人みたいで、この2人が夫婦になって国を統べる未来とか絶望しか感じられなかった。
王太子はちょいまともになった(戻った)みたいだけど、それはそれで彼にとっては悪夢かもね。
どうせなら、思惑が外れて盛大に暴れまわるゲームヒロインも見てみたかったわ~。

なんかゲームヒロインの気持ち悪さの方が印象深くて、ヒロイン&ヒーローの感想が出てこない(笑)。
とりあえず、ヒーローは甘いもの食べ過ぎだと思う!!