日々感想。

映画・海外ドラマ・本などの感想(たまにネタばれ有)を綴っています。    ミステリ・ラノベ・BL・TL等ごちゃ混ぜなので、苦手な方はご注意ください。

『 最後にひとつだけお願いしてもよろしいでしょうか 2 / 鳳ナナ 』 レジーナ文庫

【あらすじ】
公衆の面前で第二王子カイルから婚約破棄され、彼とその取り巻き達を拳で制裁したスカーレット。
裏で糸を引いていた悪徳宰相ゴドウィンも断罪し、スッキリした気分で休暇を満喫していた。
そんなある日、彼女は第一王子ジュリアスとともに国をあげての一大行事“聖地巡礼”の儀に参加することに。
ところがその道中、行く手を阻む敵が現れた!
なにやら怪しい魔導具を駆使して襲ってくる彼らの正体は―?
究極の『ざまぁ』系悪役令嬢ファンタジー、第2弾!
文庫だけの書き下ろし番外編も収録!



【感想】
とりあえずめでたしっぽく終わってるから完結巻……なのかな?

拳で語り、拳で解決なヒロイン。
今回は国教であるパルミア教と、実際に国を護っているディアナ聖教に絡むアレコレ。
前巻でヒロインの婚約者を奪い、すっ飛んでった性悪女が舞い戻ってきて大暴れしていた。
ヒロインがいないとこでハーレム築いてウハウハしてればよかったのにねぇ。
わざわざ戻ってくるから……(‐人‐)ナムナム

恋愛面では、ヒーローがたまに甘い台詞を言ってもなんか胡散臭いし、ヒロインがちょっぴりときめいても上げて落とされるしで、いまいちスッキリしなかったなぁ……。
逆にお兄様がちょろすぎて、それでいいのか心配になったわ(笑)。
私はあれだ、大人になったナナカがいいわ。

本編終了→番外編の、この→の間の話が欲しかったのは私だけではあるまい。
どうやってそこに収まったのかも読みたかった~。