『 諦めない男 ～警視庁特殊能力係～ / 愁堂れな 』 集英社オレンジ文庫

【あらすじ】
一度見た人物の顔は絶対忘れない、新人刑事の麻生瞬。
上司の徳永とともに指名手配犯を見つけ出す「見当たり捜査」をおこなっている。
そんなある日、浦井という殺人未遂犯が刑期を終えて出所した。
浦井は殺せなかった相手を再び狙う可能性がある―
徳永の懸念を知り、瞬は協力を申し出る。
瞬の「特殊能力」によって、思いがけない形で5年前の事件の真相が明らかに…！？

諦めない男 ~警視庁特殊能力係~ (集英社オレンジ文庫)

【感想】
シリーズ2作目。
見当たり班に配属された、人の顔を決して忘れない新人刑事と上司のエリート刑事のバディもの。
(BLじゃないよ！)

読みやすくてさらっと読めちゃう所は前回と変わらないんだけど、今回は瞬くんの能力があんまり生かされていなかったような……。
ただの絶叫するお荷物くんみたいになっていたのが残念。
たぶんまだ続くだろうから、次回は彼の能力が遺憾なく発揮されるといいな。

西園寺は彼の父親共々、今回の件から過去の所業がすべて明かになり、社会的に罰が与えられて欲しい。