日々感想。

映画・海外ドラマ・本などの感想(たまにネタばれ有)を綴っています。    ミステリ・ラノベ・BL・TL等ごちゃ混ぜなので、苦手な方はご注意ください。

『 王さまに憑かれてしまいました〈1〉 / 風見くのえ 』 レジーナ文庫

【あらすじ】
両親を早くに亡くし、天涯孤独のコーネリア。
ある日、血まみれのけが人を見て祈りを捧げたところ…その人物が幽霊となってやってきた!?
なんとこの幽霊の正体はコーネリアが暮らす国の王さまだったのだ!
祈りを捧げてくれたことに感動し、守護霊になってくれるという王さま。
断るコーネリアだが、王さまはつきまとい、妙な助言をはじめた結果、何故かイケメン達が彼女に好意を寄せはじめる。
やがては国の一大事にまで巻き込まれてしまい―?
文庫だけの書き下ろし番外編も収録!



【感想】
亡き国王陛下に憑かれた天涯孤独ヒロインが、周囲の男を無自覚にたらし込んで(笑)いく話。

ヒロインに惚れた男共が、揃いも揃ってヘタレ揃い。
もっとストレートに迫っていれば、ワンチャンあったかもしれんのにねぇ。
(いや、相手が悪いか?)
保護者枠な憑いてる元国王がなかなか楽しいお人だった。
この姿を欠片でも息子に見せていれば……。

1巻ラストで舞台を村から王都へと移し、おそらくここからが本番。
身分差ありまくりのヒーローと一緒になるために、“年上の彼”が涙を飲んでヒロインを養女にしたりするんだろか……。