日々感想。

映画・海外ドラマ・本などの感想(たまにネタばれ有)を綴っています。    ミステリ・ラノベ・BL・TL等ごちゃ混ぜなので、苦手な方はご注意ください。

『 おとぎ話は終わらない〈1〉 / 灯乃 』 レジーナ文庫

【あらすじ】
とある田舎町で育った少女、ヴィクトリア。
母を亡くして天涯孤独になった彼女は、仕事を求めて皇都にやってきた。
そこで耳にした『楽園』の話。
なんと、学費&食費タダ+おこづかい付の魔術学校があるというのだ!
魔術師になれば将来も安泰だと考えたヴィクトリアは『楽園』への入学を決意する。
だけどここで、ある問題が発覚!
その学校、どうやら男子生徒しかいないようで!?
貧乏少女が性別を隠して送る、ドキドキ魔術学校ファンタジー
文庫だけの書き下ろし番外編も収録!


おとぎ話は終わらない〈1〉 (レジーナ文庫)

おとぎ話は終わらない〈1〉 (レジーナ文庫)


【感想】
唯一の家族だった母を亡くし、職を求めて田舎町から皇都へ出てきた主人公。
『楽園』と呼ばれる魔術学校に入れれば、学費も食費も住む場所も提供されると知り、男装姿で入学を果たすが……。

主人公がポジティブ思考で、暗くなりすぎないのがいい。
わりと早い段階で寮長さまは陥落してるんだけど、いかんせんヒロインが残念な子なのでさっぱり気付かない。
気付く前に外堀を埋めきっちゃうのかな~と思ったところで、ヒロインの出自問題が発覚。
学園ものだと思っていたけど、学生生活は1巻で終わりなのか……ちょっと残念。

髪の色的に、父方の関係者っぽいのが出てきたので、2巻では出生の秘密が!!みたいな展開になるのかな。
どんなお生まれでもいいから、私にも子猫ちゃんを作っておくれ……もふもふぷにぷにしたい………。