『 龍の夫 ―亡国の神― / 須嵜朱 』 onBLUEコミックス

【あらすじ】
国王の弟である軍隊長に下った命令、それは――…守護を得るために、龍神の“伴侶”となること。
夫となった傲慢な龍に、身体の内側から眷属に作り替えられる“偽りの夫婦生活”。
「ほかの誰でもなく、私はお前がいいのだ　数百年、共に生きよう――…」
人と深く交わらず孤独に生きると決めたはずが、本当は心の底でずっと欲していた言葉を、龍が与えてくれようとは。
そして、龍が誰よりも“絆”に憧れ、孤独だったことを知ってしまった。
もう独りに戻りたくない、独りにしたくない――…。
一途なオレ様龍×強気な王族軍隊長、永年の愛に変わる人外BL。
幸せに満ちる余生を描いた後日談11Pも収録！

龍の夫―亡国の神― (onBLUEコミックス)

【感想】
国の守護神とされる龍×王家から抜け軍隊長を務める王弟。

国と民と兄王のため、日々敵国との戦いに明け暮れる主人公。
ある日、龍が守り神の座を降りると言い出し……。

BLコーナーに売ってたけど、これはBLなのか？
龍は男性体の人間にもなれるし、隊長(王弟)を伴侶にと望んでるからそうなのかなぁ。
表紙でてっきり触手モノだと勘違いしてたよ。
水色部分、触手じゃなくて龍の爪だったね。
穢れてるなぁ、私…(笑)。
Hシーンは1つもナシで、粘膜接触は龍が口の中に隊長を入れて舐めるだけでありました。(←言い方)

龍と隊長が互いの孤独を埋め合う部分は良かったんだけど、漫画としてはちょっと読みにくかったかな。
特に場面転換が分かりにくくて、隊長さんの汚れ具合やヒゲの状態でシーンが変わったことに気付く場面が多々あった。

まぁとりあえず、龍が可愛い。
後日談は、分かっていてもやっぱり寂しいね。

封入の応援書店ペーパーは、人間の食事シーンに興味津々の龍の話。