日々感想。

映画・海外ドラマ・本などの感想(たまにネタばれ有)を綴っています。    ミステリ・ラノベ・BL・TL等ごちゃ混ぜなので、苦手な方はご注意ください。

『 運命のもふもふ ~白虎王は花嫁を幸せにしたい~ / 浅香りく 』 シャレード文庫

【あらすじ】
仕事に疲れきっていた静奈が目覚めたのは虎の耳と尾を持つ民族が暮らす異世界だった!?
国王であるラドの窮地を救った英雄として扱われ、さらには強引にラドに抱かれそのまま伴侶にされてしまった!
マーキングと称してラドは常に静奈に触れていたがる。
過保護なほど大事にしてくれるラドと幼い王子二人に囲まれ、静奈は自分が満たされていくのを感じていた。
元の世界に帰らなければいけない責任感とラドと一緒にいたい気持ちの板挟みになって悩む静奈だったが、周囲に不穏な空気が流れていて…。


運命のもふもふ ~白虎王は花嫁を幸せにしたい~ (シャレード文庫)

運命のもふもふ ~白虎王は花嫁を幸せにしたい~ (シャレード文庫)


【感想】
次々現れる竜と戦い、民を守る虎耳の国王×胸の痛みで倒れ、気付くと異世界にいた金融会社社長。 義父から継いだ会社を大きくすることだけが自身の存在意義だった受。
自宅で倒れ、意識を取り戻すとそこは異世界で……。

もふもふ買い。
肉体的な疲労か精神的ストレスでそのうち死んじゃいそうだった受が、攻たちに大事にされ幸せになれて良かった。
寝てる時だけでなく、起きてるときもお子ちゃまたちの獣姿を愛でてもふれたらいいのに~。
そして元の世界の会社関係者は、近々破綻して後悔して欲しい。
(無関係の社員が路頭に迷わない形でね)

ページ数が少なめなので仕方ないんだろうけど、メインの登場人物以外との関わりがあまりないのが残念。
しょぼいお貴族様たちの反発や思わぬ事態になったことへの慌てっぷり、街での攻や受たちの評判など、その辺も色々と直接見てみたかったな~。