日々感想。

映画・海外ドラマ・本などの感想(たまにネタばれ有)を綴っています。    ミステリ・ラノベ・BL・TL等ごちゃ混ぜなので、苦手な方はご注意ください。

『 白銀のオオカミと森のお医者さん / 中原一也 』 シャレード文庫

【あらすじ】
人間社会に疲れた獣医の岡村は、先祖が代々受け継いできた山で動物のための診療所を開く。
しかしそこは獣人が住む山だった。
普段は可愛い動物の姿をしているが、ひとたび縄張り争いとなると血気盛んな獣人オヤジたち。
中でも白銀のオオカミの牙狼は、雄のフェロモン垂れ流しで「俺と子作りしよう」と岡村を口説いてくるが…!?
狼の彼に舌で愛され、人の姿で激しく奥まで貫かれ―。
白銀の狼×獣医のドキドキ動物パラダイス☆


白銀のオオカミと森のお医者さん (シャレード文庫)

白銀のオオカミと森のお医者さん (シャレード文庫)


【感想】
オオカミ組組長の狼獣人×相続した山林を訪れた獣医。

作家さん買い。
もふもふ&オッサンパラダイス(笑)で楽しかった。
人間関係に疲れた受が、山で暮らす獣人たちを相手に診療所を開き、もふもふしたり攻とちゅっちゅしたりもふもふしたりするお話。

攻が大人の色気と広い心を兼ね備えていて、受を包み込みつつちょっぴり嫉妬したりするのをニヤニヤしながら読んだ。
可愛らしいカピバラさんや可愛らしいうさぎさんや、ハチミツ食べてご機嫌な熊さんを見てもふもふ欲に駆られる受を、浮気者扱いする攻に笑った。
確かに皆、人型になるといい年したオッサンだもんね。
恋人が自分以外の男に抱きついたり抱きしめたりしてる……って考えると、攻の気持ちは分かる(笑)。

狼や熊、狐や狸やうさぎ……の中のコアラに違和感しかないんだけど、結界内の種族分布はどうなってるんだろう(笑)。