『 墜ちたる星は幼王の誉れ 忠誠の騎士と予言の御子 / ゆきむら燎 』 Ruby collection
【あらすじ】
父は戦乱を終結させた異世界の王だと教えられて育った枢は、ある日、異世界で目覚め、騎士ルースに助けられる。
だが母から聞いていた物語とは様子が違い、戦は終わっておらず、王国は滅亡寸前。
そして父王はまだ子供だった。
どうやら三十年ほど時を遡ってしまったらしい。
歴史が変わることを危惧した枢は、両親が出会い己が生まれる未来、なにより愛するルースのために、国を勝利に導く決意をする。
ルースもまた枢を「命に代えて護る」と忠誠を誓うが―?
墜ちたる星は幼王の誉れ 忠誠の騎士と予言の御子 (Ruby collection)
- 作者: ゆきむら燎,ALOKI
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2019/04/01
- メディア: 単行本
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【感想】
空から墜ちた受を見つけ、忠誠と愛を捧げる異世界の騎士×異世界の王が父親だと聞かされて育った高校生。
上巻。
異なる世界(日本)からやってくる人々を『異教徒』と呼び、迫害する国が舞台。
受は自分の父親が異世界の王だと母親に聞いていたが、現時点でその王様は12歳の子ども。
異世界トリップ+タイムパラドックスな戦記物という、なかなか楽しい設定だった。
予言の成就と戦争の終息、それに何より主役CPやタケル&サイの関係がどうなるのか気になるので、このまま下巻に突入するよ。
攻の弟、絶対なんかやらかしそうだよねぇ……。