『 双子の姉が神子として引き取られて、私は捨てられたけど多分私が神子である。 2 / 池中織奈 』
【あらすじ】
実は『神子』かもしれない、影の薄い妹レルンダは、いつもどおりモフモフに埋もれる生活を楽しんでいた。
しかし、王国の人間たちに獣人の村が見つかりそうになってしまい、急いでお引越しをすることに。
森の湖で出会ったエルフの村に招かれるも、なんだか様子が変?
どうやら大事な精霊樹に魔物が棲みついているらしい。
人間嫌いのエルフたちとも仲良くなりたいレルンダは、みんなで協力して魔物を退治しようとするが―!?
「精霊と、契約できるかな…?」
新たな仲間は精霊!?捨てられ幼女の成長物語、第二巻!
双子の姉が神子として引き取られて、私は捨てられたけど多分私が神子である。 2
- 作者: 池中織奈,カット
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2019/08/30
- メディア: 単行本
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【感想】
双子の姉が“神子”として両親共々王都へ招かれ、自身はいらない子として森に捨てられた主人公。
今回は8~9歳の彼女が厳しい現実を知り、自分の意思で目標を決め、それに向かって歩く決意をするお話。
もふもふパラダイスでの優しい時間がもっと続くと思っていただけに、彼の死は私もショックだった。
神に愛された神子が大切に思う人でも、神が守ってくれる訳じゃないんだなぁ。
幼い2人の決意がいつか、多種族が仲良く暮らす国づくりへと繋がって欲しい。
偽神子確定した姉を、神殿はどうするんだろう。
災厄ごと他国へ押し付けようとして、結局両国とも弱体化。
↓
王族もバタバタと倒れ、第7王子と第5王女が王位継承して、神子を擁する神聖もふもふ王国(仮)と平和的交流をする……ってな展開はどうでしょ(笑)。