日々感想。

映画・海外ドラマ・本などの感想(たまにネタばれ有)を綴っています。    ミステリ・ラノベ・BL・TL等ごちゃ混ぜなので、苦手な方はご注意ください。

『 軍人公爵は身代わり花嫁を溺愛する / 麻生ミカリ 』 ヴァニラ文庫

【あらすじ】
エーファは騎士のオスヴァルトと恋仲だったが、ある日、何者かにさらわれてしまう。
あれから4年、敗戦国の王女ナターリエの身代わりとしてエーファは祖国へ戻り英雄となっていたオスヴァルトに嫁ぐことに。
「俺は愛する女を失った。おまえに奪われた」
今もエーファの行方を捜すオスヴァルトに真実を告げられず、夜ごと甘く淫らに責められて…!?


軍人公爵は身代わり花嫁を溺愛する (ヴァニラ文庫)

軍人公爵は身代わり花嫁を溺愛する (ヴァニラ文庫)


【感想】
敵国の王女に似ていた為、誘拐され身代わりに仕立てあげられた食堂の娘×4年間ヒロインを想い、探し続けていた公爵ヒーロー。

互いにほのかな想いを抱いていたヒロインとヒーロー。
あと数週間あれば初々しいカップルが誕生してたんだろうな……というタイミングでヒロインが拐かされ、彼女は髪を染められ声を潰され敵国王女の身代わりにされてしまう。

身代わりの娘がヒロインだけでなく、彼女が10番目にもかかわらず今は他に1人しか残っていないのが……。
“フィーア”が逞しい女性で自力で生き抜いていてくれて本当によかった。
この話の中で1番好きなキャラかもしれない。

ヒーローはなぁ。
あそこで“元王女”を抱かずにいてくれたら満点だったんだけど…。
そこまで望むのは贅沢かしら。