日々感想。

映画・海外ドラマ・本などの感想(たまにネタばれ有)を綴っています。    ミステリ・ラノベ・BL・TL等ごちゃ混ぜなので、苦手な方はご注意ください。

『 獣医さんに押しかけ女房 ~ぽんぽこ花嫁修業~ / 真崎ひかる 』 二見シャレード文庫

【あらすじ】
山の中で怪我していたところを助けてくれた獣医・四ノ宮に礼をするため、彼に尽くすことを誓った化け狸の深森。
せっせと四ノ宮の家に山の幸を届けていたところ、うっかり見つかって正体をばらしてしまった!
しかし、そんな深森を四ノ宮は自宅に迎えてくれ、さらには一緒に生活できることに。
狸としても同居人としても愛でられ、四ノ宮の一挙手一投足にドキドキしながらも寄り添って過ごす日々はとても幸せだった。
だが、深森の幼馴染みが郷から迎えに現れて…!?


獣医さんに押しかけ女房 ~ぽんぽこ花嫁修業~ (シャレード文庫)

獣医さんに押しかけ女房 ~ぽんぽこ花嫁修業~ (シャレード文庫)


【感想】
獣医×化け狸。

山で罠にかかり弱っていたところを攻に助けられた受。
お礼をしようとこっそり山の幸を届けていたが、ある晩彼に見つかってしまい、しかも正体がバレてしまうが……。


たぬき可愛い。
BL界にたぬきブームがやって来るのか、同じ日に買った別の本もたぬき本だった。(まだ読んでないけど)

受は可愛いし、攻はちゃんと色々考えてくれてるし、受の幼なじみも受を取られて思うところはあるだろうに攻の心配しちゃうしで、いい人しかいない作品だった。
惜しむらくは、ページ数が少ないことかなぁ。
200ページないので、色々と駆け足気味だったのがもったいない。
もういくつか、受と攻の心の交流エピソードや、受の可愛さにくらっとくる攻の話が入っていたら嬉しかったな。