日々感想。

映画・海外ドラマ・本などの感想(たまにネタばれ有)を綴っています。    ミステリ・ラノベ・BL・TL等ごちゃ混ぜなので、苦手な方はご注意ください。

『 BURN 上 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子 / 内藤了 』 角川ホラー文庫

【あらすじ】
数々の殺人の果てにテロをたくらむ組織「CBET」が狙っているのは、センターにかくまわれている天才的プロファイラー・中島保の技術。
それ以外にも、彼らの求めるものがセンターに揃っている状況が発生していることに気付く猟奇犯罪捜査班。
スヴェートのトップ・ミシェルの情報を探るなか、比奈子は培養された都夜の脳とあらためて対峙するためにセンターを訪れ…。
大人気警察小説シリーズ第10弾、ついにクライマックス。


BURN 上 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子 (角川ホラー文庫)

BURN 上 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子 (角川ホラー文庫)


【感想】
シリーズ10作目(スピンを入れると12作目)で完結巻の《上》。

これまで起こった事件や、それらに関わった犯罪者たちが繋がった先に見えたスヴェートの目的。
シリーズ開始当初は警察小説だったけど、何冊か前からSF小説の分野に進みつつあるこのシリーズ。
最後はどこに着地するんだろう。

現在のミシェルの顔を知るのに、永久くんの顔を顔形状解析で加齢変化させるんじゃダメなのかな。
……本当の顔で出歩いたりはしてないか。
永久くんが精神的にも成長してきているので、野比先生と彼を守りきれるラストになって欲しい。
野比先生の優しさとサー・ジョージの探究心を継いで大人になった永久くんが見たいな。


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 ↑サイン本でした。