日々感想。

映画・海外ドラマ・本などの感想(たまにネタばれ有)を綴っています。    ミステリ・ラノベ・BL・TL等ごちゃ混ぜなので、苦手な方はご注意ください。

『 お弁当にはハートを添えて / 今井茶環 』 プリズム文庫

【あらすじ】
料理上手な律は高校時代、女友達の彩に頼まれて彼氏に渡すための弁当を三年間作ってあげていた。
十年経ち、彩から結婚すると聞いた数日後、律が経営するカフェにその彼氏が来た。
写真でしか見たことのなかった彼、久遠はとんでもなく口が悪く、律は彩の男の趣味を疑ってしまいそうになる。
けれど、一瞬笑顔を見せてランチを褒めてくれた久遠のことが気になりはじめ…?


お弁当にはハートを添えて (プリズム文庫)

お弁当にはハートを添えて (プリズム文庫)


【感想】
受の十年来の親友(女友達)の元カレ×料理上手で天然王子なカフェ経営者。

親友の彼氏と酔った勢いで……というあまり得意ではない展開の話だったが、受があまりに天然だったせいかそっちはあまり気にならなかった。
それより、こんなにふわふわしてて悪い男に騙されないか心配になったよ。
まぁ、来生さんが悪い人というわけではないけど、遊び慣れてそうだからな~。
個人的には高水さんと受もアリだと思いながら読んでいた。

10年間親友と攻の関係が続いていた理由に、思いやりあふれるお弁当も大きな比重を占めてたと思うんだよなぁ。
それが嘘だったと分かって、攻はショックだったろうな。
10年後だからまだマシだけど、多感な高校時代後半にばれたらグレてそうだ……。

物語のあと、攻はおじいちゃんに「お孫さんを俺にください!」したんだろーか。