『 公爵夫人の50のお茶レシピ 1 / Ant studio 』 フロース コミック
【あらすじ】
他人に嫌われることを恐れる臆病な性格の「楓」。
そんな彼女は、会社からのクビ宣告を機にようやく自分の生きたいように生きようと決意したのだが…。
目覚めると、使用人たちにイジメられる公爵夫人「クロエ」になっていた――!!
苦境に満ちた転生先でも、唯一安らぎを与えてくれる『お茶』を楽しみにどうにか自分らしく耐え抜こうと頑張るお茶オタクの異世界転生ロマンスファンタジー第1巻!!
【感想】
仕事の成果を奪われ失敗は押し付けられ、上司や同僚たちに利用されてクビになったOLヒロイン。
気がつくと、周囲からバカにされ顧みられることのない公爵夫人に転生(?)していて……。
ピッコマ既読。
人の目を気にして断ることが出来なかったOL生活を後悔し、引っ込み思案で主体性のなかった公爵夫人としての人生を趣味のお茶と一緒に改善していくお話。
以前に読んだときも今回も、使用人たちの態度がムカつくわ~。
バカにするのは勝手だけど、高位の存在にそんなことして反撃されたらどうするつもりだったんだろ。
1巻はコリン夫人の過去話にこれから入るよ~ってとこで終わってるから、ヒロインのターンは2巻からだね。
貴族の世界ってホント面倒よね…。
作中、色々なお茶が出てくるので、その解説を読むのが楽しい。
オレンジのアイスティー、冷たくて美味しそうだなー。
夏場はこういうの飲みたくなるよね。
お茶を介して騎士たちや旦那様と距離を縮めていくのはいいけど、ここまでキャラが変わってもあまり不信感をもたれない辺り、いままで本当に放置されてたんだなーと思う。
本来の公爵夫人の身体の持ち主ちゃん、誰からも大切にされなくて可哀想だわ……。