日々感想。

映画・海外ドラマ・本などの感想(たまにネタばれ有)を綴っています。    ミステリ・ラノベ・BL・TL等ごちゃ混ぜなので、苦手な方はご注意ください。

『 一瞬で治療していたのに役立たずと追放された天才治癒師、闇ヒーラーとして楽しく生きる / 菱川さかく 』 GAノベル

【あらすじ】

仲間のため必死に腕を磨き、パーティメンバーが少しでも傷つけば一瞬で治療、さらには皆が傷を負いにくいように防護魔法や能力強化魔法まで併用していた天才治癒師ゼノス。

だが、その貢献を認めない仲間たちにより、彼は理不尽にパーティから追放された。

失意のゼノスは街中で大怪我をしたエルフの奴隷少女リリと出会い、その命を助けるが――

 

 

【感想】

類稀な才能でパーティーを支えてきた治癒師のゼノス。

しかし、貧民街出身の彼は搾取され続けた挙げ句、その能力に気付かぬメンバーにパーティーを追放されてしまう。

貧民街に帰った彼は、その才能を発揮し闇ヒーラーとして治療院を始め……。

 

一応、ストーリーとしてはこの1冊で完結してるけど、王宮や王立治療院が今後ちょっかいかけて来そうな雰囲気だしまだ続くのかな……?という終わり方。

ザマァ目的で読み始めたが、鈍感系ハーレムものでもあった。

現段階で6人の女の子に囲まれていて、王立治療院のあの子もそのうちゼノスを好きになるんだろうなぁ、という雰囲気。

オッサンでいいから男性キャラの味方も欲しい…(笑)。

 

しおり裏のバーコードから読めるSSは、ゼノスとリリちゃん(とレイス)の食卓風景。

レイスは下手に生き返ったりせず、いまのまま出歯亀要員でいて欲しい(笑)。