『 死の森の魔女は愛を知らない 2 / 浅名ゆうな 』 富士見L文庫
【あらすじ】
「死の森の魔女」ことリコリスのもとに、美しい少女が訪れる。
けれど彼女はとんでもないやっかいごとを抱えていた。
さらに宿敵レナルドと再会したリコリスは、彼の依頼で「人が消える」鉱山の調査をすることに――。
【感想】
亡き祖母の後を継ぎ、『死の森の魔女』となったリコリス。
ある日、美しい黒髪の少女が秘薬を求め訪ねてくるが、彼女の真の目的は別にあり……。
新たな魔女登場。
一途な片思いと言えばそうなんだけど、この子も相当歪んでるわね。
どうしてリコリスの周りはこんなんばっかりなの(笑)。
ていうか、その男はホントやめとき…。
ノアの秘密が少しだけ明かされたものの、エニシダとどんな関係だったのかやリコリスの側にいる理由が益々気になっちゃう。
ノアの美少年ver.と美青年(のはず)ver.、両方をイラストで見てみたい。
このお話は挿絵がないから、もしも3巻が出るならせめて表紙にノアやゼルクトラ、レナルドを描いて欲しいなぁ~。
1巻では歪んだ執着としか思えなかったレナルドの愛。
今回、そこに至る原因に少しだけ触れられていて、でもそこでどうしてあの言動に繋がっちゃうのよ!と他人事ながらじれったくなってしまった。
いまでも私はゼルクトラ推しだけど、亀裂に落ちるリコリスに躊躇いなく飛びついたのはすごいと思う。
ちょっと見直したよ。
性格歪みすぎててアレだけど。