日々感想。

映画・海外ドラマ・本などの感想(たまにネタばれ有)を綴っています。    ミステリ・ラノベ・BL・TL等ごちゃ混ぜなので、苦手な方はご注意ください。

『 勇者の棺桶、誰が運ぶの? ポンコツ娘は救われ待ち / スフレ 』 MF文庫J

【あらすじ】
治癒魔法が突然世界から消え、五年が経った。
人々は気軽に治療ができず、冒険稼業はピンチを迎えていた。
そこで登場したのが、遭難した冒険者などを救出するレスキューギルド。
隊員の一人であるレスクの今日の任務は「…ばたんきゅ~」
えっと、ダンジョンで弱小モンスターにやられた勇者の搬出?
世界を救う勇者だけは特別で、死んでも棺桶に姿を変える。
教会で祈りを受けることで復活できるが…肝心の棺桶は誰かに運んでもらう必要があるのだ!
今週17回目の棺桶になった勇者を何とか救いだしたレスクは、隊員として今日も街の平和を守るために「ばたんきゅ~」
…おっと、この話をしている間にもまた勇者が倒れたようだね。



【感想】
女神の力により、死んでも棺桶化し教会で生き返ることが出来る少女勇者。
その棺桶を敵地から回収し教会まで運ぶ救助ギルドの少年が主人公。

ヒロイン枠は勇者と相棒の少女の2人(もしかしたら薬師の子も?)のようだが、私は相棒の子の方が好きかな。
どちらも命懸けで仕事をしてるのは変わらないんだけどね。
転んだり小指ぶつけたりする度に死んで迷惑かける子はあんまり……(笑)。

主人公の幼馴染が連れ去られてから5年間どんな扱いを受けていたのかや、治癒魔法が世界から消えた顛末。
それに、あんまり頭が良くなさそうな魔王や魔物が、あんな【災害】を本当に召喚出来るのかも気になる。
ただ、ハーレム展開は個人的に苦手なので、2巻以降は……。