日々感想。

映画・海外ドラマ・本などの感想(たまにネタばれ有)を綴っています。    ミステリ・ラノベ・BL・TL等ごちゃ混ぜなので、苦手な方はご注意ください。

『 引きこもり箱入令嬢の婚約 / 北乃ゆうひ 』 Kラノベブックスf

【あらすじ】
「箱……?」
「箱だよな……」
「何なのかしら、あの箱……?」
成人会――貴族が17歳を迎えた夏に招かれる王家主催のパーティ。
華やかな会場の片隅に置かれた謎の木箱。
好奇心に満ちた顔で近付いた第二王子が、「ダメだ、気になって仕方ない。なんだこれ?」と箱の表面を叩くと、「あ、あの……なにか、ご用でしょうか?」と可憐な声が!
これは、これ以上ないほどの正真正銘の「箱入りお嬢様」と王子様のおかしな恋の物語――。



【感想】
極度の人見知りで引きこもりのヒロイン。
17歳の成人会に『箱』に入ったまま参加した彼女に、第2王子が興味を示し……。

1巻目。
ヒロインは箱入娘(物理)なので、絵面を想像するとなかなかシュール。
特に婚約発表して国民に御披露目したときは、挿絵も想像上の光景もある意味ホラーだった。
まぁ、箱から顔だけ出すのも生首ぽくて怖いけどね(笑)。

ヒロインの喋り方が「……」の多用がデフォルトで、それが段々苦痛になってきたので途中からは脳内早送りで読むようになってしまった。
作中の「……」を集めると何ページ分くらいになるんだろう(笑)。

ちなみに『箱』は普通の木箱とかではなく、彼女特有の魔法が物質化したものっぽい。
箱型ならなんでもアリで、ある意味チートな能力だよなぁ。
知識箱はパソコンぽいし、見聞箱は…普通に盗聴盗撮機だよね……。
王族の一員になるならいつまでも引きこもりじゃ不味いだろうし、頑張って脱皮していただきたいものだ。
身内は許しても、やっぱり対外的にはちょっとね。。。
(特に、他国の賓客に対しては…)