日々感想。

映画・海外ドラマ・本などの感想(たまにネタばれ有)を綴っています。    ミステリ・ラノベ・BL・TL等ごちゃ混ぜなので、苦手な方はご注意ください。

『 白豚貴族ですが前世の記憶が生えたのでひよこな弟育てます V / やしろ 』 TOブックス

【あらすじ】
「れー、ぬけたよ?」
菊乃井家長男の鳳蝶は、思わず目を疑った。
弟レグルスが、"達人にしか抜けない"とされる宝刀をあっさり引き抜いたからだ。
弟の成長を喜ぶも、一転。
浮上した両親の謀略を知り、怒り心頭することに。
弟の命を危険に晒した「呪いの短剣」が、父から弟への誕生祝いだったというのだ。
仕組んだのは、父との関係悪化を目論む母らしい。
やられたら、百倍返しだ!と、時を待たずして、当主の座を奪うことを決意。
レグルスを正式に自分の後継ぎに据えるため、母の別邸へと乗り込んでいく。
「母上、お覚悟!」
君が迷わず未来を歩けるようにーー
幼い兄弟の領地経営ファンタジー第5弾!



【感想】
ひよこちゃんと過ごす2度目の冬。
父からレグルスくんへと贈られた誕生祝いが、命を脅かす『呪いの短剣』だったことで怒りに燃える鳳蝶(あげは)。
しかし経緯を探ると、そこには母が絡んでいて……。

いよいよ両親の追い落とし開始。
まずは母親からだけど、あの罰(呪い)は神様容赦ないな…と思った。
この場合、罰を与える神様って誰なんだろうね。
次の巻くらいで艶陽公主様とご対面になりそうだし、6柱の神様をコンプリートする日も近いな。

同じ母親でもロマノフ先生のお母様、ソーニャさんはすごくいい人だった。
本編では英雄エルフ3人衆を振り回すマイペースママだったけど、巻末の短編を読むともっと振り回してもいいと思っちゃう。
3人はソーニャさんに感謝して、もっと里帰りするべき。

ブラダマンテさんはさ。
どう考えても伝承のご本人だと思うんですけど……鳳蝶はいつ気付くんだろ(笑)。
鷹司さんや次男坊さんについても、早くネタばらしして欲しいな~。
(まぁ、陛下たちにカレーを食べてもらえる立場の人なんて限られてるだろうけどね)
次の6巻は父親の排除もするのかな?
どんな悪あがきをしてどう叩き潰されるのか、いまから楽しみだわ~( *`艸´)