『 俺だけレベルが上がる世界で悪徳領主になっていた II / わるいおとこ 』 ファミ通文庫
【あらすじ】
ユラシアの母国――ロゼルン王国は滅亡の危機に瀕していた。
暴政を敷く隣国ブリジトが宣戦布告をしてきたのだ。
ブリジトの強大な軍隊と残虐非道な戦術の前に、為すすべもなく敗北を重ねるロゼルン王国軍。
エルヒンの知る歴史のままこの戦いが進めば、ユラシアは戦死し国も滅んでしまう。
彼女を救うためエルヒンはルナン国王に援軍の派遣を進言する。
だが派兵を渋る国王に与えられたのは、敵軍の半分にも満たないほどの兵力で――!?
本格派戦略ファンタジー、第2弾!
【感想】
やりこんだゲーム世界で、プロローグで死ぬ悪徳領主になっていた主人公。
自身の死亡ENDを無事回避し、大陸統一に向けまずはロゼルン王国へ援軍と共に向かうが……。
ジントたちを連れてエイントリアンへ帰還したところからスタート。
正直、システム的な説明や数値の検証は飛ばし気味に読んじゃってるんだけど、一国を落とす過程はスピード感があってワクワクしながら楽しく読めた。
雰囲気的に、メインヒロインはユラシアなのかな?
彼女が祖国を離れちゃうと、弟くん(王様)がロゼルンで四面楚歌状態になっちゃうのでは……と心配になる。
あそこの貴族もクズ率高そうだし。
次はお宝探しと仲間探し&ステータス上げとかかな?
それとも、またナルヤ王国が乗り込んでくるのかしら。
次の3巻も楽しみ。
1ヶ所気になったのが、179ページ。
追ってきて驚愕したのはガネイフじゃなくてバウトールじゃないかな?と思うんだけど、いかがでしょ?
ガネイフ、もう驚けないよね……。