日々感想。

映画・海外ドラマ・本などの感想(たまにネタばれ有)を綴っています。    ミステリ・ラノベ・BL・TL等ごちゃ混ぜなので、苦手な方はご注意ください。

『 准教授・高槻彰良の推察 4 そして異界の扉がひらく / 澤村御影 』 角川文庫

【あらすじ】
春。
尚哉は変わらず高槻の助手をしている。
ある建築事務所で起こった「4」にまつわる事件の真相は…!?
ほか、大学に英国在住の高槻の叔父・渉が現れた!
尚哉は「高槻が一番辛かった頃」に彼を育てた渉から、高槻の悲痛な過去を聞く。
そんなある日、江の島の人魚騒動を知り、一行は現地へ。
そこで「お母さんは人魚になった」と訴える少年に出会い――。
「夢物語は、誰のことも幸せにしない」
凸凹コンビの怪異譚、新章開講!



【感想】
『4』並びのネタを4巻に持ってきたことに、まずニヤリとした。
今回も人の悪意が怪異を装ってるんだろうと思いながら読み進めていたら、現段階では解明出来ない事象が登場。
モブだと思った遠山さんの、予想外の発言にビックリした。
もしかしたら、深町くんと違うアレを選んだ人も今後出てくるのかな?
村に行くことで、2人の身体や心が傷つく結果にならないといいんだけど……。

人魚の話は、まさかああいった終わり方になるとは思わなかったな。
サエちゃん、怪しいと思っちゃってごめん(笑)。
不思議だけど、本当に本当ならちょっと怖いねぇ。
サエちゃんの予言めいた発言も含めて。
あと、私も魚要素が強い人魚は、どんなにイケメンホストでもご遠慮したい(笑)。

高槻先生の叔父さんは、すごくいい人で安心した。
イギリス時代の“家族”も今後出てきてくれたらいいな。
赤い流星……(笑)。