日々感想。

映画・海外ドラマ・本などの感想(たまにネタばれ有)を綴っています。    ミステリ・ラノベ・BL・TL等ごちゃ混ぜなので、苦手な方はご注意ください。

『 ネコ耳隊長と副隊長 / 松雪奈々 』 二見シャレード文庫

【あらすじ】
近衛第二中隊隊長のマティアスは、サド気質でありながら端麗な容姿と抜群の出自と能力で、老若男女問わずモテまくる完全無欠の男。
そんなマティアスがうっかり猫を助けたら、恩返しとばかり耳と尻尾を生やされてしまった!
その異変にいち早く気づいた副隊長のイェリクは、雌猫のように発情してしまったマティアスに抱いてほしいと頼まれて…。
日頃憧れてやまない上官の窮地。
恋慕をひた隠し、マティアスの望みを叶えるイェリクだったが…。



【感想】
穏やかムッツリ副隊長×クールビューティー隊長。

妖猫を助けたら、お礼に発情期の雌猫フェロモンとやらを注入され、猫耳と尻尾が生えてしまった受。
疼く身体に耐えられず、攻に抱いて欲しいと頼んでしまい……。

近衛の同じ中隊に所属する2人。
関係を持つ前から、攻が受のことを大好きすぎて心の声がすごいことになってた。
事故でtkbに触った時とか、ホントうるさい(笑)。
受の脳内で攻がかなり美化されてる気がするんだけど、いつか彼のムッツリ暴走思考に気づくんだろうか。

あの『お礼』でなぜDT卒業出来ると思ったのか、最後まで謎だったなぁ。
目的がそれなら、雌猫じゃなくて雄猫にしなきゃ。
攻なら、受が相手なら喜んでネコになりそーだよね!
そしたら鞭とか三角木馬とか出てきて、違うジャンルになってたかも(笑)。

ホーカンと王太子は要注意人物だと思うので、攻は頑張って受を守って欲しい。
つーか、こんなユルユルの王太子で大丈夫か? この国……。


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