日々感想。

映画・海外ドラマ・本などの感想(たまにネタばれ有)を綴っています。    ミステリ・ラノベ・BL・TL等ごちゃ混ぜなので、苦手な方はご注意ください。

『 家で無能と言われ続けた俺ですが、世界的には超有能だったようです / kimimaro 』 GA文庫

【あらすじ】
厳しい姉たちから離れ、辺境の街で冒険者となったノア。
新米冒険者のはずが、強力なモンスターを討伐し、珍しい魔法を駆使して先輩たちの度肝を抜いていった。
それもそのはず、ノアを育てた姉たちは、各分野で世界最強の五人衆。
姉たちにとっては無能な弟でも、そのポテンシャルは桁違いだった。
真の実力を評価され新生活が始まるが、行き過ぎた愛情から弟を連れ戻そうとする姉の追っ手も――!
無能なはずが実は規格外な、新米冒険者の活躍が始まる!



【感想】
各分野で世界一の地位を確立している5人の姉たちに、「才能がない」と言われ続けてきた主人公・ノア。
どんなに頑張っても叩きのめされる生活に我慢の限界を迎え、自立しようと家出を敢行するが……。

最強の姉たちに鍛えられた少年が、自分の強さに無自覚なまま外の世界で冒険者として活躍するお話。
ノアと血の繋がりはないらしいけど、弟大好き過ぎるが故に閉じ込めようとするお姉ちゃんたちの愛が重すぎる……。

1巻で追いかけてきたのは、世界最強の剣士である『剣聖』の脳筋次女。
これ、お姉ちゃん5人ともこの街に来る展開になるのでは(笑)。
次は賢者(凄腕魔導士)である四女がやってくるようなので、ノア改めジークには頑張って欲しいと思う。

ドラゴンゾンビとか魔族とか、それなりに色々出てきて戦ったんだけど、お姉ちゃん'sの印象が強すぎて細かいとこが思い出せない(笑)。
そのうち、ノアの生い立ちや両親についても出てくるんだろうな。
とりあえず、次の2巻も読んでみようと思う。