日々感想。

映画・海外ドラマ・本などの感想(たまにネタばれ有)を綴っています。    ミステリ・ラノベ・BL・TL等ごちゃ混ぜなので、苦手な方はご注意ください。

『 もふもふを知らなかったら人生の半分は無駄にしていた 7 / ひつじのはね 』 ツギクルブックス

【あらすじ】
人攫い事件をひとまず解決したユータは、タクトやラキたちと近場の探索や授業を受ける日々を送っていた。
そんなある日、ロクサレン家の面々がユータを訪ねてきて旅行に出かけることに。
行先はゼローニャ。
そこには壮大で美しい滝があるだけでなく、ユータにとって初体験となるダンジョンがあったのだ――。
召喚仲間と冒険する、ユータのもふもふ異世界ファンタジー、第七弾!



【感想】
ロクサレン家の人々と旅行へ行くことになったユータ。
その行く先は念願のダンジョン!
初めてのダンジョンは危険とワクワクがいっぱいで……。

さすがカロルス様御一行。
高難易度のダンジョンも、彼らにかかれば幼児の体験学習の場に…。
今回の経験を生かして、次は『希望の光』のメンバーでダンジョンに行けるといいねぇ。

他のパーティーと組んで護衛の依頼を受けたりと順調に冒険者として成長してる彼らだけど、タクトやラキでさえまだ7歳なのよね。
規格外のユータに隠れて目立たないものの、タクトもラキも既に子どもレベルじゃなくなっていて頼もしい限り。
でも、生きるためとはいえ、この世界の子どもたちはあっという間に大人になっちゃいそうでちょっと寂しい。

滝にはしゃいでユータと一緒に走っちゃうようなセデス兄さんだけど、彼の「いっぱい素敵なものを詰めて大きくなろうね」の台詞に、なんていいお兄ちゃんなんだろう……と思った。