日々感想。

映画・海外ドラマ・本などの感想(たまにネタばれ有)を綴っています。    ミステリ・ラノベ・BL・TL等ごちゃ混ぜなので、苦手な方はご注意ください。

『 可哀想な運命を背負った赤ちゃんに転生したけど、もふもふたちと楽しく魔法世界で生きています! / ひなの琴莉 』 コスミック文庫α

【あらすじ】
ことりカフェの店員・森田萌乃は事故にあい、可哀想な運命を背負った赤ちゃんに無理やり転生させられてしまった。
女神に自分の力で運命は変えられるから生きることに執着しなさいなどと、なんともスパルタなことを言われたけれど、なんとかもふもふ動物に好かれて、美味しいお菓子を作れる能力をつけてもらったが、いきなり森に捨てられてしまった!!
イケメンの騎士団員たちに拾われ、面倒をみてもらうことになった萌乃だったがーー!?



【感想】
事故で死んでしまった主人公(ことりカフェ店員)は、神様にお願いされ“可哀想な運命”を背負った異世界の赤ちゃんへと転生する。
転生直後に森へ捨てられてしまったものの、もふもふに好かれる能力と拾ってくれた騎士たちの溺愛を受け、すくすくと成長し……。

たぶん1巻目。
もふもふ愛とイケメン騎士たちからの溺愛とサタンライオンの呪いと……いろいろ詰め込んだらどれも中途半端になっちゃった、って感じ。
もふもふを軸にするなら常に一緒にいる子(名前がある子)が1匹くらい欲しいし、騎士の溺愛をメインにするなら4人の中でも特にこの人!っていうヒーロー役が欲しかったかなぁ。
表紙にいるってことは、今後マルノスがそういう立ち位置になるのかしら。

宝石探しや呪いの解呪も大事だけど、エルの両親探しはどうなってるんだろ。
初めて国王に謁見した時、エルを見てギョッとしてた側近も気になる。
単に瞳と黒子にびっくりしただけならいいんだけどね…。