『 佐々木とピーちゃん 2 異世界の魔法で現代の異能バトルを無双していたら、魔法少女に喧嘩を売られました ～まさかデスゲームにも参戦するのですか？～ / ぶんころり 』 MF文庫J
【あらすじ】
異世界賢者(文鳥・ペット)のピーちゃんに世界を超える機会と強力な魔法の力を与えられた佐々木。
現代と異世界の価値観や文明の違いを利用して一儲け→悠々自適なスローライフを目指す二人だったが、その目論みは異世界以外、異能力者や魔法少女などの思惑も手伝い、万事順調には進まない。
せっかく国家公務員となったのに上司との駆け引きで神経をすり減らし、パートナーの職場の先輩(現役JK・異能力者)に振り回される毎日だった。
ある日のこと、佐々木が異世界魔法で異能バトルに励んでいると、魔法少女の急襲に遭って事態は急転。
二人静は内閣府超常現象対策局に入りたいと言い出し、異世界からは人やモノが現代に迷い込み、お隣さんは悪魔の囁きを聞いてしまい、魔法中年佐々木の周囲には厄介事が大渋滞していく――！
早くも半分以上書き下ろしの第二弾！
【感想】
異世界でのスローライフを楽しむはずが、日本でも異世界でもなんだかバッタバタな佐々木さん。
とりあえず、マルクさんの件が解決してホッとしたよ。
やっぱり最後にものを言うのは人脈だねぇ。
日本でも、二人静の伝手で換金＆仕入れが上手く回りそうだし。
あとは、コレが課長たちにバレないことを祈るばかり……。
それにしても、日本の魔法少女の背景が予想以上に重かったわ…。
原因を作った異能者ってどこの組織だろう。
やっぱ課長辺りがやらかしたのか…？
魔法少女ちゃんはいっそのこと、天魔の代理戦争に参加して、勝利のご褒美に家族や友人を生き返らせてもらってはどうだろうか。
隣人ちゃんが厄介なことになってて、そっちも色んな意味で心配。。。
課長の爆弾発言により、見物してた対岸の火事がこっちの岸に飛び火してきた時はビックリした(笑)。
あの人の言うことは、どれが本当でどれが嘘かよく分からんね。
盛り姫様が関わると、タイミングが悪いというか何というか……。
ピーちゃんが自爆→小鳥のフリという悪あがき姿が見られて新鮮。
やっぱりピーちゃんは可愛いわ～！
