日々感想。

映画・海外ドラマ・本などの感想(たまにネタばれ有)を綴っています。    ミステリ・ラノベ・BL・TL等ごちゃ混ぜなので、苦手な方はご注意ください。

『 未実装のラスボス達が仲間になりました。 / ながワサビ64 』

【あらすじ】
新型VRMMO“eternity”の第2陣テスターとして選ばれた修太郎。
ランダムスキルで“ダンジョン生成”を得た彼は、さっそくスキル発動する。
――時同じく、mother AIの暴走によりプレイヤー達はゲーム内に閉じ込められ、ゲームの死=現実の死、となるデスゲーム世界になってしまった。
デスゲーム開始と同時にスキルを発動した修太郎は、座標バグにより実装予定の最終エリア“ロス・マオラ城”にいた。
そこにいたのは、世界を統べる予定だった六人の魔王。
スキルによって魔王並みに強いスライムを誕生させたり、モンスターの城下町を楽しく発展させたりする修太郎に、六人の魔王たちは徐々に惹かれていく。
そうして魔王たちの加護を得た修太郎は、当初の目的である冒険を始めようと始まりの街に戻るのだけれど――。
魔王達と楽しくデスゲーム世界を切り拓く、ある少年の成長冒険譚開幕!
7話+書き下ろし「死族の魔王」。



【感想】
VRMMO《eternity》のプレイヤー達がゲーム世界に閉じ込められた。
主人公・修太郎は偶然その瞬間にスキルを発動させたことで、本来侵入不可能なはずの魔王たちの城へと足を踏み入れることになり……。

ゲームでの死=本当に死んでしまうデスゲームと化した世界で、言い争ったり生きるため戦ったりと殺伐とした雰囲気の人々。
そんな外の世界とは対照的に、修太郎sideのまったり感よ…。
主人公が天真爛漫な13歳の少年なのと、魔王たちが案外チョロいのとで平和な空間と化していた。
地上にいるより、ダンジョン内の町で暮らす方が安全だし楽しそうだわ(笑)。

今後は地上に出て修太郎として人々と交流したり、プニ夫を着て魔王と呼ばれちゃったりするんだろうか。
AIの目的も気になるなぁ……。